コラム インプラント

2012年6月28日 木曜日

過去にインプラントインプラント治療を行ったけども状態がよくない方 (痺れ・痛み・脱落・かみ合わせが不安定など)

当センターにも、上記の症状の患者様がいらっしゃることがあります。
 痺れについては、下歯槽神経の圧迫もしくは神経を傷つけたことにより起こることが主です。これらを防ぐ為には、歯科医は適切な診断能力・適切なオペテクニックが必要となります。通常歯科医院では、パノラマレントゲンといって、平面的に全顎を映すものを使用しておりますが、骨が薄く、高さがないケースではCT撮影し、三次元的に顎を見ることが必要と考えます。私見ですが、全ての症例にCT撮影が必要とは考えません。
 骨が薄いケースでCT撮影により、ピンポイントで距離計算し、手術を行うことは、我々も安心ですし、何より患者様にとっての安心ははかりしれないでしょう。

 脱落についてですが、当センターの上部構造(セメント合着式)はほとんど仮セメントで装着しております。これの理由は、メンテナンスのしやすさ・アバットと上部構造の適合の良さにより、セメント層を薄くできるので、仮セメントでも容易に外れることがないと考えるからです。しかしながら、かみ合わせの調整が不十分であったりすると、セメントが溶解し、上部構造が脱落することもございます。そういうことからも定期的なチェックが必要と考えます。もちろん、我々は少しのエラーも見逃さない診察力が必要です。