インプラント治療は実際、患者さんが想像している以上に簡単です。いくつかの条件さえクリアできれば、ほとんどの方は治療可能です。
その条件とは全身状態、つまり年令やご病気等についてです。そのほかお口のなかの状態(虫歯、歯周病、かみ合わせ)など治療にあたって考慮すべき点があります。
- 適応年令
- 骨の成表発育が活発な思春期(男22才女20才ぐらい)までは骨成表の安定を観察しながら治療を開始する必要があります。上限の年令は基本的にありません。
- 全身的なご病気
- 高血圧、心疾患、糖尿病、骨粗しょう症等についてはインプラント治療を行う際には注意が必要となります。
当インプラントセンターでは、内科医、口腔外科医、麻酔科医の連けいを密にして万全の体制で行っております。
高血圧、心疾患については通常の抜歯等の外科的術と同じように注意が必要となりますが、現在通院していたり過去に経験がある場合は、主治医の先生にインプラント治療が可能かどうか相談する必要があります。
重い症状でなければ、手術前からしっかり管理を行えば比較的安全に行えます。
糖尿病の方は免疫細胞が障害され、傷口の治癒能力の低下や、感染に対する抵抗性の低下が見られます。しかし、血糖値がしっかり管理されている糖尿病の患者さんであれば手術の前に抗生物質の投与と手術後の経過観察をしっかり行えば、健康な方と同様に治療が可能です。
- 骨粗しょう症
- 骨粗しょう症は、全身の骨量が低下して骨の脆弱性が増し骨折が起こりやすく病気です。顎の骨も骨粗しょう症により影響を受けますが、主治医の先生に検査して頂き、一定の数値をクリアできれば十分インプラント治療は可能です。
- 歯ぎしり
- 歯ぎしりなどの悪習癖はインプラントや残っている歯に悪影響を及ぼします。そのような方は正確なかみ合わせの確保とマウスピースを使用することによりできるだけ歯に対するストレスを無くしたほうがいいと考えます。
- その他
- その他のご病気としましては、甲状腺機能障害、呼吸器疾患(気管支喘息など)、腎疾患、血液疾患重度の肝疾患などが挙げられます。
個々の状況や症状に応じて主治医、内科医の診断を考慮してインプラント治療を行う必要があります。
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喫煙の習慣は、インプラント治療を行う前に十分考えて頂きたく思います。健康なお口のなか(歯肉)は、淡いピンク色の組織でできていますが、タバコを吸われる方のお口の中は白い紫がかったピンクや黒っぽいピンク色になってます。これは、喫煙により血管が収縮することにより、血統を低下させ組織に十分な栄養が行きわたらなくなります。健康な状態を保つためにそれだけの血流が必要なためです。
喫煙は、歯周病になりやすかったり、インプラント治療を行った際には、粘膜(歯肉)のなおりが遅くなることや、インプラント周囲の骨が十分に得られなかったり、炎症が起こることが予想されます。タバコにより必ずしもインプラント治療が不可能というわけではないですが、インプラントの長い安定を考えるには、喫煙されている方は考えてみてはいかがでしょうか? |
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